2021年12月4日 投稿
世界の高校生によるホームラン競争
MLB登竜門で豪快アーチ連発 米記者称賛「凄いスイングスピード」
韓国17歳高校生、MLB登竜門で豪快アーチ連発 米記者称賛「凄いスイングスピード」
引用元:https://the-ans.jp/news/134174/
2020.11.08
著者 : THE ANSWER編集部
韓国の17歳高校生スラッガーが米記者から注目を浴びている。過去には米大リーグ(MLB)を代表するスラッガー、ブライス・ハーパー(フィリーズ)らも出場した世界の高校生によるホームラン競争で、17歳ウォンビン・チョウが大きなインパクトを残した。米記者が実際にスタンドまで運ぶ動画を公開し、「凄いスイングスピード」と称賛している。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=aAD42KYikds
17歳ウォンビンが高校生によるホームラン大会に出場、豪快な打棒で注目浴びる
韓国の17歳高校生スラッガーが米記者から注目を浴びている。過去には米大リーグ(MLB)を代表するスラッガー、ブライス・ハーパー(フィリーズ)らも出場した世界の高校生によるホームラン競争で、17歳ウォンビン・チョウが大きなインパクトを残した。米記者が実際にスタンドまで運ぶ動画を公開し、「凄いスイングスピード」と称賛している。
完璧な打球を右翼席に叩き込んだ。左打席に立ったウォンビンは右足を高く上げるフォームから力強くボールを叩くと、どデカいアーチを描く打球を、次々とレンジャーズの本拠地グローブライフ・フィールドのスタンドに放り込んでいく。長い滞空時間の一発あり、逆方向への一発あり、ライナー性の一発あり……。金属バットとはいえ面白いようにボールを飛ばす。米スポーツ専門局「CBSスポーツ」のダニー・ヴィエッティ記者は「韓国の17歳ウォンビン・チョウ。すごいスイングスピード」と驚きをツイートするとともに動画を公開。注目を寄せている。
舞台となったのは「International Power Showcase」と呼ばれる高校生によるホームランダービー。大会公式サイトによると、「スポーツにおける最高の瞬間の一つであるホームランを称えることを目指すとともに、世界27か国から集まった将来性ある高校生パワーヒッターに対し、メジャーのスタジアムを舞台に、球界トップレベルの目利きたちの前で彼らのスキルを披露する場を提供している」と説明されている。2004年から始まった大会のようだ。過去には17歳だったハーパーも出場し、150メートルを超える衝撃の一撃を放ったという。
ウォンビンはソウル出身の17歳。身長190.5センチ、99.8キロと高校生離れした体格を誇り、現在は主に外野手としてプレー。中学時代は投手として全国大会で最優秀投手賞も受賞しているという逸材だ。2022年に高校を卒業予定だといい、将来はメジャーの舞台で豪快な打棒を見せてくれるかもしれない。
(THE ANSWER編集部)
引用元:https://the-ans.jp/news/134174/
アジア人最高打者になる可能性 大谷選手を超える潜在能力
動画のホームランの映像を見てわかるとおり,かなりの逸材といえます.高校生としてどれほどの成績を残しているのかは不明(インターネットで検索しても情報が出てこない)ですが,日本の高校生ではとても太刀打ちできない選手です.

軸足のツマ先を内側に閉じて軸脚を捻り,捻り戻しを利用してステップしている.日本人選手には見られない動作.
つま先を内側に閉じていること自体が,素質の非凡さを証明している.
引用元:https://the-ans.jp/news/134174/ ※最長飛距離485フィートを打ったときの画像を引用.


前足が着地した後,膝関節を伸展して下肢のエネルギーを体幹,上肢に流し,上体を後傾して「人」の形で打っている.インパクト後,両腕が伸びてボールを押し込んでいる.


フィニッシュで前脚が残るチョ・ウォンビン選手.こちらも日本人選手には見られない動作.「人」の形で打つ と体幹が後継して体重が軸足にかかるため,前脚が残る体勢になる.
17歳の高校生でこれほど打者に必要な動作を身に着けているのは驚きに値します.グリップの位置が高いことや,足を高く上げてステップするという点が気になりますが,将来MLBで活躍できる可能性を持った選手であることは間違いありません.
右投げ左打ちではないかという不安がありましたが,引用した動画の守備では左で返球していますから,左投げ左打ちであることが確認できます.身長190.5センチ、99.8キロと体格も恵まれており,右投げ左打ちの変則的な打法の大谷選手を超える選手となることが期待されます.
チョ・ウォン選手がマイナー契約
2022年7月26日 投稿
その後,チョ・ウォンビン選手がマイナー契約していますので,その記事を載せます.
韓国の高卒大型ルーキーがカージナルス入り!18歳チョ・ウォンビンがマイナー契約
米メジャーリーグ(MLB)のセントルイス・カージナルスは1月16日、韓国の高卒野手チョ・ウォンビン(18)とマイナー契約を締結したことを発表した。
チョ・ウォンビンは契約金50万ドル(日本円=約5720万8000円)にサインしたものと伝えられている。
カージナルスはチョ・ウォンビン含む12選手と国際アマチュア契約を締結した。MLBは現在、ロックアウト(施設閉鎖)によりフリーエージェント(FA交渉)などすべての契約交渉が中断されている状況だが、マイナーリーグは選手契約をすることができる。
2003年8月生まれのチョ・ウォンビンは、中学時代まで投手として活躍していたが、高校進学後に野手に転向。主には中堅手として活躍し、在学期間には打球速度を時速150キロまで上昇させた。また、60ヤード(約55メートル)を6.8秒で走るスピードも印象的と評価されたという。
走攻守を兼ね備えたパワーヒッターとして韓国国内で脚光を浴びていたチョ・ウォンビンは、早くからMLBのスカウトからの注目を集めた有望株だった。
特に、昨年に米テキサス州アーリントンのグローブ・ライフ・パークで行われたパワーショーケースでは優勝を果たし、MLB各球団のスカウトにそのポテンシャルの高さを見せつけた。
カージナルスはチョ・ウォンビンについて、「多芸多才なパワーヒッターであり、球団と契約した初のアジア出身アマチュア選手だ」と紹介した。チョ・ウォンビン以外ではドミニカ共和国から7人、ベネズエラから3人、メキシコから1人が入団した。
マイナーリーグであるとはいえ、MLB入りの夢を具体化できる点でも“第2のチュ・シンス”に慣れる可能性がある。チュ・シンス(39、SSGランダース)も高校卒業後にシアトル・マリナーズと契約し、マイナー生活を経てメジャーで華々しい活躍を披露した。
身長190センチ、体重91キロの体格を誇るチョ・ウォンビンは、パワーはもちろん外野守備にも定評がある。高校時代の通算成績は5本塁打、30盗塁、打率0.362、OPS(長打率+出塁率)1.073だった。
チョ・ウォンビンは昨年、韓国プロ野球KBOリーグの新人ドラフトに参加申込書を提出したが、その後MLB進出のため方向を変え、LGツインズや斗山(トゥサン)ベアーズ、キウム・ヒーローズなどソウルをホームタウンとする球団にもその旨を伝えたという。
これまで、カージナルスでは元阪神タイガースのオ・スンファン(39)やキム・グァンヒョン(33)といった韓国人選手がプレーしてきた。はたして、チョ・ウォンビンがメジャーの舞台に足を踏み入れることはできるのだろうか。
引用元:https://sportsseoulweb.jp/sports_topic/id=42368
マイナーリーグでの成績は,こちら で確認できます.
2022年7月26日現在,6試合に出場し,12打数3安打,打率.250,打点2,本塁打0,四球4,三振4,出塁率.500,長打率.333,OPS.833,となっています.