アロルディス・チャップマン
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=VK78kgUa_I0

クレイトン・カーショー
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=bLcdD1bvHo8

※RPM=revolutions per minute,または,rotations per minute,1分の間での回転数.ランキング506位
ノア・シンダーガード
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=f9ioYR6EnhQ

※RPM=revolutions per minute,または,rotations per minute,1分の間での回転数.ランキング506位
ペドロ・マルティネス
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=wDnmOTirQ7k

岸孝之
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=-sNEsnukU5s

山本由伸
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=E6DqfmvOFdk

菅野智之
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=cWIvW_R6bN4

藤川球児
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=E_Z-56OEGWI

垂直<水平にボールを切る腕の振り
チャップマン投手など上に挙げた投手は,リリース後,腕が体の前で止まらず大きく背面側に入っています.リリース後,腕が体の前で止まらず背面側に入るということは,水平にボールを切る要素が入っていることを意味します.肩から下ろした垂線と上腕との角度が大きい(45°から90°までを目安とする)ので,水平にボールを切る要素がかなり大きくなっているといえます.肩から下ろした垂線と上腕との角度が90°になるまでは垂直にボールを切る要素は完全に消えているとはいえないため,垂直<水平にボールを切る腕の振りになっていると解釈することができます.
垂直<水平にボールを切る腕の振り
- リリース後,腕が体の背面側に入る.
- 肩から下ろした垂線と上腕との角度が45°から90°までの間になる.前腕との角度が45°を超えても,上腕との角度を腕の振りを止めた角度とみなす.ただし,上腕が体にあたって止められ,上腕の運動エネルギーが前腕に伝達され前腕が曲り,前腕との角度が90°以上になる場合は水平にボールを切る腕の振りになると解釈する.
- リリース後,腕が体の前で止まらず背面側に大きく入るということは,水平にボールを切る要素がかなり大きくなっている.
- 肩から下ろした垂線と上腕との角度が90°になるまでは,垂直にボールを切る要素は完全に消えているとはいえない.
- 垂直<水平にボールを切る腕の振りになっている.
- 水平にボールを切る要素が大きいため,スピンがかかりにくくなると考えられる.
- リリースポイントが体から離れ,やや前方になる.
- リリースポイントが体から離れると,腕の振り幅が大きくなるため,球速が出やすいと考えられる.