アキレス腱を断裂する原因-イチロー選手はなぜアキレス腱を断裂しなかったのか

テームズ選手が右アキレス腱断裂

巨人・テームズ「右アキレス腱断裂」の重傷 今季絶望の可能性も…デビュー戦で悪夢
4/27(火) 22:09配信

「ヤクルト11-14巨人」(27日、神宮球場)
 
巨人はアクシデントで負傷交代した新外国人・テームズについて、精密検査の結果、右アキレス腱断裂と診断されたことを発表した。テームズは三回1死一、二塁の場面で左前に弾んだ打球を処理しようとした際、ファンブル。着地した際、右足首付近を押さえて倒れ込んだ。  

頭を抱えてもん絶したテームズ。後逸した打球も追うことができず、その後も起き上がることができなかった。担架で運ばれ、球場は騒然とした空気になった。その後、試合途中の五回に救急車が到着。病院へ向かっていた。  

巨人の野上は左アキレス腱の断裂から実戦復帰まで8カ月を要した。広島に在籍した前田智徳も5月の負傷でシーズンを棒に振っている。復帰までに半年以上かかるケースが多く、テームズも最悪の場合、今季絶望の可能性もありそうだ。  

▽アキレス腱断裂を負った主なプロ野球選手
 
◆門田博光(南海)79年のキャンプ中に右アキレス腱を断裂し、同年9月に代打で復帰した。
◆前田智徳(広島)95年5月に右アキレス腱を断裂。96年の開幕戦で復帰した。  
◆西岡剛(阪神)16年7月に左アキレス腱を断裂。17年7月に1軍復帰した。  
◆野上亮磨(巨人)19年10月に左アキレス腱を断裂。20年6月に2軍で実戦復帰した。

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/088beee8f60309f261f3f2ae72b6b87c9b4ff016

アキレス腱断裂の原因

アキレス腱(アキレスけん、英語: Achilles’ tendon、ラテン語: tendo Achillis)は、踵骨腱(しょうこつけん)とも言い、足にあるふくらはぎの腓腹筋・ヒラメ筋をかかとの骨にある踵骨隆起に付着させる腱。
ヒトのアキレス腱は下腿三頭筋が踵骨に付着した部分で、長さ約15cmの固い索状の人体のなかで最大かつ最も強い腱といわれている。上部ほど太く、下へ行くにしたがって細くなっている。ふくらはぎにある下腿三頭筋のうち、腓腹筋は内側頭と外側頭の二頭に分かれ、上部が大腿骨の下端に接続している一方、下部は腓腹筋の下層にある平目筋と合流してふくらはぎの半ばでアキレス腱を形成し、踵骨に接続している。
アキレス腱は歩行や疾走・跳躍などの運動の際、爪先を蹴り出す時にかかとを持ち上げたり、着地する足の爪先を地面に踏み込ませるなど重要な機能を果たしている。しかし、力をこめて踏ん張るなど瞬間的に大きな負荷がかかると、炎症やアキレス腱断裂などの外傷を起こすことがある。そのため、運動の前には丹念にアキレス腱を伸ばすストレッチングが推奨されている。また、人体中最大の腱であるにもかかわらず走行する血管が乏しく、一旦痛みが出ると難治性となりやすい。

引用元:ウィキペディア

アキレス腱断裂は、踏み込み・ダッシュ・ジャンプなどの動作でふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋) が急激に収縮した時や、着地動作などで急に筋肉が伸ばされたりした時に発生します。腱の退行性変性(いわゆる老化現象)が基盤にあると考えられています。30~50歳のスポーツ愛好家に多く、レクリエーション中の受傷が多いのが特徴です。

引用元:https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/achilles_tendon_rupture.html

アキレス腱とは腓腹筋とヒラメ筋の合同腱で,人体のなかで最大かつ最も強い腱といわれている。筋は関節をまたいで骨に付着するが,直接骨に付着するのではなく,腱を介して付着する.腱は強靱で弾性要素も持ち合わせているが,加齢や運動不足により腱が硬化した状態で下腿三頭筋が急激に収縮,伸張すると,断裂することが多い.

画像引用元:https://sprint-condition.info/category33/entry375.html

引用元:https://nobiru-karada.com/functional-anatomy-triceps-surae-muscle

イチロー選手はなぜアキレス腱を断裂しなかったのか

球団関係者しか知らない光景

 2006年、シアトル・マリナーズでインターンとして働いていた私が、セーフコ・フィールド(現在の名称はT-モバイル・パーク)で目にした最も印象的で最も神聖な光景は、10年以上の時を経た今でも色褪せることはない。

 それはマリナーズが劇的な勝利を収めた試合でもなければ、イチロー選手の本塁打を見た瞬間でもない。ただ一人、黙々と試合前の準備を行うイチロー選手の姿だった。

 まるで身体の細胞一つひとつと対話でもしているかのような入念なストレッチ。その様子は、トップアスリートが行うフィジカルに特化した準備というよりも、まるで茶道の作法のように美しい“型”のような、流れに従って行われる精神性の高い“儀式”のようにも映る。

 まるで「見てはいけないもの」を見ているような気持にさせるほど、凛とした空気の中で静かに行われる準備。イチロー選手はそれを特別な日だけでなく、日常のルーティンとして行っていた。

 マリナーズに入るまでその光景を目にしたことがなかった私は、イチロー選手が強い決意のもとで人知れず積み重ねてきた時間を思い、尊敬の念を通り越して気が遠くなるような想いだった。

 チームの全体練習とゲートオープンの前に行われるその厳粛なルーティンを、マリナーズを離れてからの私が目にすることはなかったが、2006年・当時33歳の頃からあれだけの準備をしていたことを考えると、年齢を重ねるほどに、さらに入念な準備を重ねてきたのだろうと推測する。

引用元:https://baseballking.jp/ns/column/182958

 イチロー選手は現役時代,入念なストレッチを行い試合に備えていました.アキレス腱に限らず,関節運動が行われる際の筋の収縮,伸張により腱には負荷がかかるので,断裂することがないようにストレッチをして腱を伸ばしておかなければなりません.ストレッチをして関節の可動域を広げておくことはパフォーマンス向上にもつながるため,プロのスポーツ選手であれば競技種目に限らず,イチロー選手のように準備をしておくことは当然といえます.アキレス腱断裂がアクシデント的なこととして,選手には非がなく災難に見舞われたかのように受け取られているふしがあるようですが,最大の要因はストレッチ不足であるため,選手の自己管理能力の欠如を露呈している側面があることは否定できません.