大谷選手の打者としての可能性

99mhpの球速に差し込まれてもホームラン

 今季第2号ホームランの打撃動作をみると,大谷選手の非凡さを改めて確認することができます.

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=VQ3W8vEcu48

 この打席での大谷選手は99mhpの球速に差し込まれており,インパクト後,両腕は伸びきっておらず,お世辞にもいい打ち方になっているとはいえません.しかし,ステップ脚の膝を伸ばして上体をそらす動作を利用して体幹を素早く回旋し,スイングスピードを加速しています.いわゆる 「人」の形で打っている ということです.これは投球動作でいうと,肩関節最大外旋位からステップ脚の膝を伸ばすときに,体幹が回旋しやすくなり腕の振りを加速できる動作とよく似ています.

 投球動作に改善すべき点がみられますが,今後修正されることは難しいと考えられるため,現状では打者に専念するほうがMLBで活躍できる可能性があります.このような日本人でこのような打ち方ができるのは非凡さの証明であり,これだけの素質をもった選手はなかなか出てこないと思われます.

「人」の形で打つ大谷選手  引用元:https://www.youtube.com/watch?v=VQ3W8vEcu48