2021年3月9日 投稿
これまでのキャンプ調整内容を話す上林選手
OP戦4割超えと打撃好調が続く上林選手ですが,【ホークスキャンプ中継】ここまでのキャンプ調整内容を話す上林選手の動画のなかで,上林選手が今年に入って意識が変わった点について話しています.
※動画の引用元:https://sports.yahoo.co.jp/video/player/3879608(2021/2/15 12:15)
インタビュアー:
今年はこのキャンプに入る前に1月に秋山選手と一緒に自主トレをして,いろんなところが変わったかと思いますが,どんなところが今年は大きく変わりましたか?
上林選手が意識していることをまとめると,以下の3点になります.
- トップをつくってピッチャーに向かっていくときに,肩が少し入ってしまうクセがあるので,肩が入らないようにずっと気をつけている.
- バットが外から回らないようにボールの内側を捉えることを意識している.
- 左足を止めてしまう部分があるので,内側を使ってしっかり回すようにしている.(小久保ヘッドコーチからの指導)
合同自主トレで分かったレッズ秋山とソフトバンク上林の共通の悩み
合同自主トレで分かったレッズ秋山とソフトバンク上林の共通の悩み 1/21(木) 11:52配信
福岡ソフトバンクの上林誠知外野手(25)が20日、米大リーグ・レッズの秋山翔吾外野手(32)と静岡県内で行っていた合同自主トレを打ち上げた。初めて弟子入りした現役メジャーリーガーから「振り切る」重要性を学び取った。ここ2年はポテンシャルを出し切れず、不本意な成績に終わり、もどかしさを募らせる。不退転の決意を抱いて臨む8年目。海を渡った安打製造機から受けた刺激をレギュラー再奪取に生かす。伊豆半島のグラウンドで行われたレッズ秋山主宰の自主トレは、連日ほど近い砂浜でのダッシュから始まった。上林も砂に足を取られながら懸命に駆けた。技術練習の前に体は悲鳴を上げていたという。「練習が濃い。それでも、秋山さんが手を抜かず追い込むので見習うところが多い」。現役メジャーリーガーの姿勢に感銘を受けた。
昨季、「秋山さんみたいに低く鋭い打球を打てるように」と名前を出して安打量産を誓ってシーズンに臨んだ。だが、出場69試合にとどまり打率1割8分1厘と低迷。2年連続1割台という現実にしっかり向き合い、海を渡ったヒットメーカーに自主トレ参加を志願した。
初めて話をしたのは2017年に初出場したオールスターの時。18年の日米野球では、ともに侍ジャパンのメンバーとして戦った。顔を合わせれば言葉を交わすことはあったものの、じっくり打撃理論を語り合うのは今回の自主トレが初めてだった。
「イメージしたものを、しっかり言葉を選んで話してくれる。頭の回転が速いし、すごく勉強になる」 同じ左打者の秋山と共通する悩みを抱えていた。手首が強い上林は左手を返す癖があり、状態が悪くなると二ゴロが増える。「悪いときは左肩が前に出て(打球を)引っ掛けてしまうと、秋山さんも言っていた。一緒に(バットの軌道が)よりインサイドアウトになるように打ち込んだ」。ボールの内側にバットを入れる意識をたたき込んだ。
西武時代の15年にプロ野球記録のシーズン216安打を放ったバットマンからは、メジャー1年目の昨年対応に苦慮した部分も聞いた。「『パワーも癖もあるボールに対し、しっかり振り切らないと打球が飛ばない』と言っていた。そこは、自分も思っているところ」。18年に22本塁打を放ったスラッガーは魅力を前面に押し出す。
一度はつかんだレギュラーの座も手放した。年下の栗原の台頭もあり、外野の定位置争いは激しさを増すばかり。「周りを意識することはなく、とにかく『自分らしく』やっていく」。現役メジャーリーガーの薫陶を受けた男が、たまりにたまった鬱憤(うっぷん)を晴らす。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/adc1ef4a8a8fae074c1c89786fefced97ad6a25a
引用文によると,状態が悪くなると左肩が前に出て(肩が入って)手首を返すため,引っかけてセカンドゴロが増えるとあります.なぜ肩が入るのか,手首を返すのかを理解しておく必要があります.
インパクトまでに肩を回していないから,インパクト後,肩を回すことになる
上林選手はトップからスイングに入るときに,肩が入ってしまうことを気にしていますが,肩を回さないとインパクト後,ボールを強打することはできません.この点が上林選手が誤解しているところです.

引用元:科学する野球・ドリル篇
上図のようにインパクト後,両腕を伸ばしてボールを強打するためには,打ち返す方向に体を向けて,(打球線・弾道)に対して肩とバットが90°で交わっていなければなりません.どのような体勢だったらインパクト後,両腕を強く押し出すことができるかを考えれば,打ち返す方向に正対したほうがよいに決まっていますから,インパクトまでに肩は回しておかなければなりません.
しかし,上林選手は肩が入るのが悪いことであると認識しているため,肩を回さないままインパクトの体勢に入ってしまうことになります.当然,両肩を結ぶ線は打球線(弾道)と90°で交わらないので,両腕を強く伸ばすことができず,そのデメリットをカバーするために肩を回してバットを強く振ろうとするか,手首を返して強く打とうとします.本来なら打球線(弾道)との方向に両腕を伸ばしてボールに力を伝えるのですが,肩を回すか,または手首を返すと横殴りにバットを振ることになるので,ボールに力が伝わらず引っかけてセカンドゴロになってしまいます.

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=gs702LIvnfk
上林選手はインパクトまでに肩が回っていないデメリットをカバーするために,インパクト後,肩を回す,手首を返すという非合理的な動作をおこなっています.インパクトまでは肩を回し,インパクト後は肩を回してはいけないのに,なぜか上林選手はインパクトまでに肩を回してはいけないと誤解しているようです.


上林選手がトップをつくってピッチャーに向かっていくときに肩を回していないのなら,ゴルフスイングをしていることになります.「科学する野球」で村上氏が指摘しているように,ゴルフスイングでは打てないので,OP戦が好調であったとしてもシーズンを通して好成績を維持することは難しくなると考えられます.
好調の上林選手が意識している3つのポイント-その2-ボールの内側を捉える
2021年3月12日 投稿
ボールの内側を捉えることを意識している
「好調の上林選手が意識している3つのポイント」のうち,今回は2つめのポイントである「バットが外から回らないようにボールの内側を捉えることを意識している」について解説します.
ボールの内側を捉えるためには,
- インサイド・アウトにスイングしなければならないので,グリップの位置を体に近づけてインサイド側にもってくる必要がある.
- 肩を回してバットが後ろにタメられている体勢をつくらなければならない.
「ボールの内側を捉える」ということを意識することで,グリップを体に近づけた状態からバットをタメてインサイド・アウトにスイングする動作に矯正する効果が期待できます.
上林選手が復活するためには何が必要か-その5で述べたポイント
- グリップを体に近づけ,背面後方側に保ったままスイングする.
- インパクトのポイントは考えず,「肘を先行させバットを後ろに残してスイングする 」ということのみ意識する.
上林選手の不振は,肩を回さずに打つゴルフスイングによって引き起こされていますが,「ボールの内側を捉える」という意識をもってスイングすることができれば,同時に上に挙げた上林選手が復活するための条件も満たすことが可能になると考えられます.
フライング・エルボーから小さなバックスイングをとる打者は,グリップの位置が捕手側に離れすぎないように気をつける
バックスイングは,バリー・ボンズ選手のようにフライング・エルボーから後ろ肘の上下動を利用して大きくバックスイングする打者と,ケン・グリフィー・ジュニア選手や上林選手のように後ろ肘の上下動を最小限にとどめ小さなバックスイングをとる打者の二つに大別されます.前者は後ろ肘が横に張り出し,ワキが大きく空きますが,後ろ肘を下ろす際に肘を先行させてスイングするので特に問題はありません.しかし,後者は大きなバックスイングをとらないので,グリップはすぐにスイングに入ることができる打ち出しの位置にもってくる必要があり,また,捕手側に離れすぎないように気をつけなければなりません.
上林選手や大谷選手のようにグリップを体から離して構える打者は,グリップの位置がアウトサイド側になるので,インサイド・アウトに打とうとしても打ちようがありません.ですからグリップを背面後方側(インサイド側)にもってこなければならないのですが,インサイド側にもってきたとしても,グリップの位置が捕手側に離れすぎていれば,スイングに入るのに時間がかかり,また,ワキが空いたままスイングすることになるため,グリップを背面後方側に近づけた意味がなくなります.
上林選手のグリップの位置を確認すると,グリップをアウトサイド側に構えたまま単に肩を回しているだけのようにもみえます.これではグリップが背面後方側に近づいても,体とグリップの位置は離れたままで縮まっていないので,捕手側に大きく離れてしまいます.よい打者はすぐにスイングできる打ち出しの位置に構えるので,グリップが捕手側に大きく離れることなく,ワキも締まり肩を回してバットをタメることが可能になります.

ケン・グリフィー・ジュニア選手(左)引用元:Ken Griffey Jr. Home Run Swing – Hall of Fame https://www.youtube.com/watch?v=p0t1KQpDA6w
上林誠知選手(右)引用元:【バットが止まらない】上林誠知が打撃“超”絶好調!! https://www.youtube.com/watch?v=t04MJCheg18&t=39s
グリフィー選手のトップハンド側の上腕が下向きになっているのに対して,上林選手は上腕が捕手側にまっすぐ伸びてワキが大きく空いています.これではワキが空いたままスイングすることになるので,肩を回そうとしても回すことができません.グリップは背面後方側には近づいているようですが,捕手側に大きく離れているため背面後方側に近づけたメリットは帳消しとなり,結局,グリップの位置は改善されていないことになります.
MLBでは見ることのない上林,大谷両選手のグリップを体から大きく離す日本人選手特有の構えは弊害が多く,あまりお勧めできません.最初からグリップを体に近づけておけばよいのですが,長年続けてきた構えを変えることは簡単にはできないでしょうから,修正が難しく非常にややこしいことになります.
肩を回してバットをタメないと,ボールの内側を捉えることはできない
上林選手は「ボールの内側を捉えること」と「肩を回さないこと」の二つの相反することを同時に実行しようとしています.矛盾したことをしようとしているので,うまく噛み合うはずがありません.
もし,上林選手が肩を回さずにボールの内側を捉えようとすれば,バットのタメをつくることができないため,弱々しいスイングになってしまうでしょう.小手先だけのインサイド・アウトのスイングといえますが,インパクト後,肩を回さないことと手首を返さないことを気をつけているようなので,その部分でヒットが出ているところがあるようです.
しかし,上林選手が復活するためには何が必要か で述べたように,上林選手の不振の原因はゴルフスイング(肩を回さずバットのタメがないまま打つこと)で打っていることなので,ゴルフスイングを解消しないことには根本的な解決にはなりえません.今後も上林選手が肩を回さないことに固執すれば,復活の可能性がほぼなくなってしまうでしょうし,もし,肩を回して打つことにモデルチェンジする場合でも,グリップの問題(背面後方側に近づけても,捕手側に離れすぎる)を修正したほうがより肩を回しやすくなると考えられます.
現在は,インサイド・アウトのスイングを意識し,インパクト後,肩を回さないことと手首を返さないように気をつけることによって,大崩れすることは免れているようですが,これは応急処置でしかありません.肩を回すという根本的な解決がなされなければ,昨年と同じく厳しい状況が続くことが予想されます.
好調の上林選手が意識している3つのポイント-その3-小久保ヘッドコーチの指導は,村上氏の指摘とまったく同じもの
2021年3月13日 投稿
小久保ヘッドコーチの指導は,村上豊氏の指摘とまったく同じもの
「好調の上林選手が意識している3つのポイント」のうち,今回は3つめのポイントである「左足を止めてしまう部分があるので,内側を使ってしっかり回すようにしている」について解説します.
このアドバイスは小久保ヘッドコーチからの指導によるものです.左足を内側を使って回すというのは,左膝が回っていないので打つ方向に向いていないということ,つまり,小久保ヘッドコーチは「左膝を回して打ち返す方向に向けなさい.打ち返す方向に体が向いていないと打てないよ」ということをいっているわけです.
これは「科学する野球」で村上豊氏が指摘している「打ち返す方向に正対して肩とバットを90°に交わらせないとボールを強く打てない」ということとまったく同じです.
しかし,上林選手は「トップをつくってピッチャーに向かっていくときに,肩が少し入ってしまうクセがあるので,肩が入らないようにずっと気をつけている」とのことで肩を回さないため,打ち返す方向に体を向けることができません.つまり,「左膝を打ち返す方向に向ける」,「肩が入らないようにする」という相反する二つのことを同時に行っていることになります.
投手はトップから肩を回して捕手に正対した後,腕を振ってボールを投げます.投げる方向に体が向いていないと腕を強く振ることはできませんが,上林選手はトップから肩を回してはいけないと誤解しています.投手でいえば体を三塁側のダッグアウト(右投手の場合)に向けたまま,捕手に向けて腕を振っているようなものです.
誤って肩を回してしまったため,打てたホームラン
快音が止まらないソフトバンク上林「負けられない」師と仰ぐ内川聖一と“共弾
西日本スポーツ2021年03月04日06時00分
◆オープン戦 ソフトバンク4−1中日(3日、ペイペイドーム)福岡ソフトバンクの上林誠知外野手(25)が止まらない。「7番中堅」で先発し、2回に右翼席へオープン戦1号アーチを架けた。くしくもこの日、ホークスからヤクルトに移籍した内川が巨人戦で一発を放った。これで上林の実戦連続安打は「10」。自主トレをともにし、薫陶を受けてきた師匠との“アベック弾”は、レギュラー獲得へと一直線に突き進む男の一層の励みになったに違いない。
■課題の内角撃ち左肘を巧みにたたんで、鋭くバットを振り抜いた。またまた上林が強烈アピールだ。2回2死二塁。中日先発勝野が1ストライクから投じた2球目、内角高めの142キロ真っすぐを完璧に捉えた。美しい放物線を描いた白球は飛距離も十分。右翼席で弾む先制のオープン戦1号2ランだ。
ベンチの祝福にクールな男の表情も緩む。「うまくスイングすることができた。今年取り組んできていることが継続してできている。自信を持ち、一打席一打席集中して結果を出していくだけ」。宮崎春季キャンプ中から続く実戦の連続安打は「10」に伸びた。自主トレもキャンプ中も右肩の動きなどに注意するなど、球の内側を捉えることを意識してスイングを重ねている。「悪いクセが出るとあれがファウルになってしまう。しっかりと内側から出せた。詰まったけどフェアゾーンに飛んでくれた」と納得顔を浮かべた。
この10試合では23打数14安打12打点。本塁打は2月15日の紅白戦で1本放っていたことに続き、本拠地でも豪快な一発。「長打も自分の持ち味と思っている。一つにこだわらずに、全てで高みを目指していきたい」と、大きな武器の一つを存分に示した形でもある。 (山田孝人)
引用元:https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/nishinippon_nsp/sports/nishinippon_nsp-2000701670?fm=baseball

肩を回さないように気をつけている上林選手ですが,誤って肩を回してしまった打席があります.OP戦1号のホームランを打った打席です.この打席ではセンター方向に体が向くまで肩が回っています.打球は右翼席へ飛んでいるので肩はもっと回っていないといけませんが,ゴルフスイングの上林選手がここまで肩が回すことは,まずあり得ないといってもよいくらいです.
肩を回している分,ボールに力を伝えることができ,詰まってもホームランになっているのですが,本人はこのことに気付いていないと思われます.また,肩を回しているので上林選手的には失敗の打席となりますが,いつもより肩を回しすぎたことについてもおそらく気付いていないと思われます.
※この記事は,上林選手が復活するためには何が必要か と同じく,右投げ左打ちの打者がもつ「後ろ腕でバットを押し込むことができない」という欠点は考慮していませんので,その点ご了承ください.
初スタメンで1号2ラン&マルチ安打-上林選手の打撃動作に変化あり?
2021年5月6日 投稿
上林選手に待望の一発
鷹・上林、今季初スタメンで今季1号2ラン&マルチ安打「うまく反応して」
5/5(水) 15:04配信
3回にも適時二塁打を放っており、全3打点を叩き出す活躍
■ソフトバンク – 楽天(5日・PayPayドーム)
ソフトバンクの上林誠知外野手がファン待望の今季1号アーチを放った。5日の楽天戦で今季初スタメン出場。4点を追う5回に右翼ホームランテラス席へと2ランを放った。本拠地PayPayドームが沸いた。上林に待望の一発が飛び出した。この日「1番・中堅」で今季初めてスタメン起用されると、待望の一発は5回に飛び出した。無死二塁で打席に入ると、フルカウントからの9球目を捉えた。
楽天先発・則本昂の真っ直ぐを弾き返すと、快音を残した打球は右翼ホームランテラス席へ。2点差に詰め寄る今季1号2ランとなり、ベンチのチームメートたちも大盛り上がりとなった。上林は球団を通じて「真っ直ぐを上手く反応して振り抜くことが出来ました。先頭で佑京(周東)が塁に出てくれて、足でプレッシャーをかけてくれていたので打席の中で助けられたところが大きかったと思う。今季初先発の試合、何とか追いつき、勝ち越せるように頑張っていきます」とコメントした。
今季、開幕1軍から外れてファーム調整が続いていた上林は、デスパイネの登録抹消に伴い、3日に今季初めて1軍昇格。この日が初のスタメン出場に。3回の第2打席でも適時二塁打を放っており、ここまで全3打点を叩き出す活躍となっている。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0521d218018dfcf629230320b89c8b1fd0268172
福谷佑介 / Yusuke Fukutani

ゴルフスイングは改善されているか?
デスパイネ選手の登録抹消に伴い、急遽1軍昇格した上林選手は,ファームでは23試合に出場して打率.269、2本塁打、4盗塁の成績を残しています.
「上林選手が復活するためには何が必要か」でゴルフスイングが不振の原因になっていることを指摘しましたが, その後,ゴルフスイングが改善されて,今後の活躍が期待できるのかをチェックします.

https://www.youtube.com/watch?v=dP1QxV7r70I
画像は,楽天先発・則本投手から右翼テラス席へホームランを打ったときのインパクトの瞬間です.インパクトでバットは打球線(弾道)に対してほぼ90°で交わっているようですが,肩が回っておらず,両肩を結ぶ線は打球線(弾道)に対して90°に交わっていません. バットとボール(球道)とは90°で衝突させる という「科学する野球」の村上氏の理論に反する打ち方となっています.
残念ながら,上林選手のスイングはこれまでと変わりなく,打撃不振の原因であるゴルフスイングは改善されていませんでした.したがって,ゴルフスイングが改善されていない大谷選手( OP戦2打席連続本塁打の大谷選手は復活できるか )と同様に,今季の成績は厳しいものになることが予想されます.
上林,大谷選手は「作られた左打者」であるため,ゴルフスイングを改善しようとしても改善できないというのが本当のところだと思います.