スモーク選手のバッティング-その2

 スモーク選手が最高成績(158試合,打率.270,38本塁打,90打点)を残した2017年のデータから速球系,スロー系,変化系のコース別打率をみてみます.スモーク選手はスイッチヒッターですが,右投手との対戦が多くなることから対右投手(左打席)のデータを使います.

速球系(Fastballs:4シーム,2シーム,カッター,シンカー)

引用元:ベースボール・サバント

 速球系では内角のコースを苦手にしていることが明らかです.

スロー系(Offspeed:SFF,チェンジアップ,フォークボール,スクリューボール)

引用元:ベースボール・サバント

 内角低めのボールゾーンの.000以外に打率が表示されていません.投球割合(%)は表示されているので,バットを振っていないことになります.内角にボールが投げられているのにバットを振らないということは,内角をかなり苦手にしているということです.

変化系(Breaking:スライダー,カーブ,ナックルカーブ,スローカーブ,ナックル,スローボール )

引用元:ベースボール・サバント

 速球系,スロー系に続いて変化系でも内角のコースが打てていません.全球種で内角を苦手にしていることがわかります.


2018年以降は真ん中しか打てていない

引用元:ベースボール・サバント

 2017年に最高成績を残したときは,外角もそこそこ打てていましたが,2018年以降は外角も打てなくなり,真ん中だけしか打てないようになっています.このように内角と外角が打てないことがはっきりしていれば,レベルが落ちるNPBでも打率を残すことは難しいと考えられます.
 MLBではホームランにできなかったボールが,投手の力が劣るNPBではホームランになるため,低打率でホームランだけ量産するタイプの打者になることが予想されます.