山川穂高選手のバックスイング

バットを立てたほうが,グリップを下げやすい

 山川穂高 バッティングフォーム&バッティング(スローモーション)【201951 ホームラン】
引用元:YouTube

 山川選手のバックスイングを見て,バットを立ててそのまま下に引く動作に気づいた方もおられると思いますが,この動作は,フライング・エルボー からスイングに入る動作の第一段階の動作にあたります.
  フライング・エルボーからスイングに入る動作は,後ろ肘(グリップ)をいったん下げ,下げた反動を利用して後ろ肘(グリップ)を上げるバックスイング動作(第一動作)と,第一動作で後ろ肘を上げた反動を利用して,肘を先行させてスイングする動作(第二動作)からなります.この二つの動作は連動した動作になります.第一動作のバックスイングでいったん手元を下げるため,その際にバットが立ちやすくなります.

バックスイング(第一動作)の始動:いったん手元を下げる.胸が空いて,このときにバットが立ちやすくなる.
グリップを下げた反動を利用して,後ろ肘を高く上げた時点で,バックスイング(第一動作)が終了する .
肘を先行させてスイングする動作(第二動作) : バックスイング(第一動作)で後ろ肘(グリップ)を上げた反動を利用して,肘を先行させてスイングする.
インパクトがフック・グリップとなっており,空手打法を行っていることが確認できる.

 このバックスイング動作を行うには,フライング・エルボーになっていることが前提になります.構えがフック・グリップになっていないと,後ろ肘が横に張り出すフライング・エルボーにはならず,空手打法もできません.