ブログ

韓国,台湾に大敗したU-18日本代表-パワー不足の原因は「日本の野球界の体質」

U18野球ワールドカップ2022で,日本チームは韓国,台湾に大敗し,パワー不足を露呈しました.銅メダルをとっても本塁打1本しか打てないようでは,MLBで活躍できる選手は出てきません.日本の野球界の体質を変えない限り,同じことが繰り返されていきます.
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ワキを締めてバットをタメるには,後ろ肘のかい込みが必要

バックスイングからフォワードスイングに移るときに必要となる重要な動作「後ろ肘のかい込み」について,解説します.後ろ肘をかい込むことによって脇が締まって肘が先行し,バットを後ろにタメることができます.フライングエルボーにしておくことも必要になります.
筒香嘉智

体を開いたまま打つ筒香選手-オープンスタンス打法はMLBでは通用しない

MLBで目立った成績を残せない筒香選手.その原因はオープンスタンス打法にあります.オープンスタンス打法は,右方向に強打するための打法ですが,打球分布図を用いて実際に右方向に打てているかを確認します.また,ベースボール・サバントのデータから外角球を打てているかについても確認します.
誤審

大谷選手はどの選手よりも判定に苦しんでいる-誤審率の真相

大谷選手は他のどの選手よりもボール球をストライクと判定される被害に見舞われているとのことです.ベースボール・サバントでは,審判の判定と,実際のストライク,ボールの判定の数を確認できるようになっているので,大谷選手と本塁打王のタイトルを争ったブラディミール・ゲレロ・ジュニア選手,サルバドール・ペレス選手と誤審率について比較しま
グリップの位置

グリップの重要性-グリップの位置でバットのタメとスイングスピードが決まる

グリップの位置はとても重要で,パフォーマンスに大きな影響を及ぼします.グリップの位置によってバットのタメ,スイングスピードが決まります.グリップの位置をどのように決めればよいかを解説し,間違ったグリップで打っている打者,正しいグリップで打っている打者を比較します.
スタンス

スタンスと中心衝突との関係-スクエアスタンスが最もセンター方向に打ち返しやすい

スタンスの種類オープンスタンス(左,図⑦),クローズドスタンス(中,図⑥),スクエアスタンス(右,図⑤)引用元:科学する野球・ドリル篇,p.127 スタンスの種類は,スクエアスタンス(図⑤),オープンスタンス(図⑦),クローズドスタンス(図...
柳田悠岐

柳田悠岐選手の打撃理論-V字スイングと中心衝突

柳田悠岐選手の打撃理論であるV字スイングと中心衝突を解説します.柳田選手は,V字の前半はダウンスイング,V字の後半はアッパースイングと認識しているようですが,これは誤りで,実際のV字は,前半が慣性モーメントを小さくするための縦振り,後半がアップスイングになります.
空手打法

「科学する野球」「空手打法」を徹底解説

「科学する野球」の「空手打法」は,一見すると単純な内容のように思えるかもしれませんが,意外と難解です.「科学する野球」ではフックグリップなどの野球用語が使われていることで,かえってわかりにくくなっているところがありますので,わかりやすく説明します.
ラバーバンド効果

ウエイトトレーニングを一切しなかったケン・グリフィー・ジュニア選手-「打撃のカギ」は「ラバーバンド効果」

ウエイトトレーニングを一切行わずに特大ホームランを連発したケン・グリフィー・ジュニア選手の打撃のカギである「ラバーバンド効果」について解説します.日本では,まだあまりなじみのないフラーズですが,今後,新しい練習方法として打撃動作の改善が期待できると考えられます.
スナップ打法

バッティングでスナップを利かせる方法-空手打法との違いを解説

「科学する野球」では,「空手打法」と「スナップ打法」が混同されています.「空手打法」は柾目で打つための打法で,投球のスナップを応用した「スナップ打法」とは異なります.「空手打法」と「スナップ打法」を行う打者の動作をそれぞれ示し,違いについてわかりやすく解説します.